2010年7月29日木曜日

メセナスタッフブログ №50

ラーです。
みなさん、八潮市には大ベテランの有名落語家さんが在住されているのをご存知でしょうか?
その人とは「橘ノ圓(たちばなのまどか)」師匠。落語芸術協会の理事さんでもある大御所中の大御所。
師匠は、八潮市の文化芸術の発展に大変熱心で、毎年2回市内で寄席を開いています。
25日(日)には、八潮駅前のメセナアネックスで「第4回八潮寄席」が開催されました。
開場前から足を運んで下さる方もいらっしゃるなど、160席を用意した会場は満員。
猛暑にもかかわらず、たくさんのお客様に足を運んでいただきました。

私も異動してきて、初めて寄席というものを体験したのですが、落語家さんをはじめとした芸人のみなさんの話術には本当に驚かされました。
最初の数分で、お客さんの心をつかんで、本題に移っていく・・・。しかもそれが自然なんです。
私たちも仕事上、お客様の前に立ち、お話をする機会もあるのですが、人前でなかなかうまく話すことって難しいですよね。
日ごろの稽古の賜物かと思いますが、それにしてもお見事です。

寄席の内容も、もちろん選りすぐり!
会場は終始笑い声が絶えない、楽しいものとなりました。
子どもさんの来場もあったのですが、始めから終りまで笑いっぱなし。楽しんいただけたようでした。
落語体験講座の講師としてもご協力いただいている橘ノ圓満師匠や、その他圓師匠のお仲間の方、そしてトリを飾った圓師匠のおかげで、最高の笑いをお客様に届けることができました。
ご出演を賜りましたみなさん、ありがとうございました。

会場の満足度はお開きの時のお客様の満足そうな表情が、今回の寄席の大成功を物語っていました。
今から次回の寄席が楽しみになりました。
八潮メセナでは、今後も今回の寄席のような日本の伝統芸能から、流行の文化芸術事業までどんどん提供していきたいと思います。
ぜひホームページや、情報紙「ほわいえ」をチェックしてくださいね!

以上、ラーでした。

2010年7月24日土曜日

メセナスタッフブログ №49


仮面ライターZです。
とうとうやってきました!「落語体験講座」
痛かったぁ~。足がっ。

日頃の生活が見事反映され、きどってみてもバレバレです。
あっちこっちに体を揺らしてみたり少しでも軽くしようと腰を浮かしてみてもダメ。顔は頑張りました。満面の笑顔。

 でも先生はきっとわかっていらっしゃったのでしょう。ご自分がしびれたとおっしゃって休憩をとってくださり更に「聞いてる方は足を崩していいんですよ」とおっしゃいました。(心の中でやった~!)
とても優しい先生です。

現在6名の受講生、発表会で一人ひとり違った演目を披露したほうがいいとのご配慮で第一日目は先生が6演目をすべて、ずっと披露してくださりその中から好きなものを選ぶことになりました。

Zとしましてはまず選考基準は時間。そうです短いもの。そして難しい言葉のないもの。真剣に聞いてましたよっ。

贅沢な時間でした。目の前でプロの噺家先生がわれわれのためだけに披露してくださるなんて。落語は初体験です。先生のお話はもちろんですが手の動き、目線、正座されているのに体重を左右にかけて歩いているかのような太ももの動き。なんにでもなってしまう扇子・手ぬぐい。感動の連続でした。

可笑しくて大口開けて笑いたかったのですが、われわれの稽古用にと録画をしていたのでこらえました。落語をきいて笑いをこらえるなんて不思議ですよね。(笑い)

発表会は「芸術の秋」にふさわしく10月の予定です。楽しみながら「落語」がもっと好きになるような体験をしながらお稽古に励みます。お誘い楽しみに待っていてください。

2010年7月18日日曜日

メセナスタッフブログ №48

ネジバナについて

7月も半ばを過ぎますと暑さも本格的になりまして、陽射しが「夏」を主張するようになりました。今回は、庭で見つけた花について少しお話してみたいと思います。

今月上旬から自宅の庭の芝生の中に、25センチほどの長さの茎に沢山の2~3ミリほどのピンクの可憐な花が、らせん状に下から上にねじれて咲いています。

らせん状(ねじれて)に花が咲くところからネジバナという名前の蘭の仲間だそうで、別名をモジズリともいうそうです。確かに虫眼鏡で拡大して見ますとシンビジュームなどの花の形と同じです。

モジズリというと「みちのくの しのぶもじずり誰ゆゑに 乱れむと思ふ我ならなくに(陸奥の国から出る忍草摺りの模様のように私は思い乱れているが、すべてあなたのために思い乱れているのです。)」といったような内容の古今集の源融(みなもとのとおる)の恋の歌を連想する方が多いかと思いますが、この歌のもじずりは、布の染色の仕方、模様のことで、このネジバナのことでは、ないそうです。

らせん状に花が咲くことについては、花が一方向に咲くと茎が傾いてしまうので花の方でらせん状に咲くことでバランスを取るようになった。という説もあるそうです。
植物も考えて花を咲かせるという訳ではないでしょうが、環境に適した花の咲き方をするようです。またネジの巻き方も右巻き、左巻きとあるそうで、同じ場所で異なる巻き方のネジバナが見つかることもあるそうです。
ちょっと面白い話だと思いませんか。
 
(この文章を書くにあたって次の本を参考にしました。
柳宗民の雑草ノオト 柳宗民・文 三品隆司・画 ちくま学芸文庫
三省堂 新明解 古典シリーズ 桑原博史 監修)

2010年7月11日日曜日

メセナスタッフブログ №47

夏だ!祭りだ!獅子舞だ~!!


←この看板、見たことありますか?
私は毎朝、見ています。
(ちょうどバスを降りたところに立っているのです)
そして見るたびに、思います。

また今年も、が来たなぁ~ と。

まだまだ雨の日が多いですが、日差しはじりじりと夏仕様になってきたように感じます。
(そういえば、七夕の日は雨でしたね・・・・・くすん)

冷房の効いたバスから降りると、むあっとした熱気につつまれ、目の前には獅子舞の写真。ついでに交差点を渡るために信号を見上げると、が夏の形になってきたなぁ・・・・・なんて。“夏”の代名詞がラインダンスしてると言っても過言ではない!・・・・・と思う今日この頃です。

ところで、獅子舞って何?どこでやってるの?とお思いの方もいらっしゃるでしょうか。八潮市に住んでいる方は知っている方も多いでしょうが。
八潮市には獅子舞が2つあります。
大字(おおあざ)二丁目と大瀬、2つの地域で受け継がれている獅子舞がそうです。

私の「夏が来た!スイッチ」(笑)をぽちっと押してくれる獅子舞がズバリ、この看板で告知されている二丁目の獅子舞なのです。

というのも、小学生の時は南川崎(二丁目の近くの地区)、中学生に上がってからは二丁目に住んでいました・・・・・そう、何を隠そう、私は生粋の八潮っ子
獅子舞の時期が来~ると思い出す~♪(替え歌が字余り・・・・・)
祭囃子に誘われて友達と遊びに行ったり、小学校の授業の一環で見学&写生をしたり・・・・・数々のメモリアルが走馬灯(縁起でもない)のように駆け巡ります。

ところで、何故夕暮れ時に食べるたこ焼きは、あんなに美味しいのでしょう・・・・・。親に「早く帰ってきなさい」と言い含められていたのに、つい友達と夜遊びしてしまった夏。夏の夜って過ごしやすいですよね(笑)そんな楽しい記憶が、獅子舞=夏を印象付けているのかもしれません。

そんな思い出を、今の子ども達もいつか、懐かしむ時がくるのでしょうか。夕焼けと笛の音を思い出して、ちょっぴりセンチメンタルな気分になったtomoでした。

2010年7月3日土曜日

メセナスタッフブログ №46

夏がく~れば思い出す~・・・遥かな尾瀬~迷い道~♪


みなさ~ん!こんにちは~♪
今年度初めてのブログ登場!姐さんです( ̄∀ ̄)

いきなり題名が替え歌で始まりました(笑)
みなさんは夏になると思い出す出来事って
何かありますか?
私は夏の思い出ってたくさんあるんですが、
パッと一番に思い出すのは中学生の時行った
“林間学校での出来事”ですかね・・・


夏の尾瀬に行ったんですけど、各クラス一組6人ぐらいの班を作って、尾瀬周辺のコースを歩いたり山に登ったり・・・
私も仲の良かった男女6人でグループを作り尾瀬を歩いていたのですが・・・・・

道に迷いました(汗)

先頭に先生がいて、その後ろをグループでついていく。またその後ろにグループがいてついていく。
絶対ついていく!はぐれない事!
が鉄則だったのですが・・・
ちょっと遊んだりしながら歩いていたら(ちょっとじゃないか)、いつのまにか前を歩いていたグループと間隔が開きすぎて見えなくなり、まぁ大丈夫でしょ!とお気楽に歩いていたら・・・・・
別れ道が出現(すごいタイミング)
選択した道が間違いで尾瀬をさまようことに・・・(>■<)ガーン

結果的にかなり時間はかかりましたが、無事たどり着きました!
集合場所では生徒がいなくなったと大騒ぎだったみたいですが、私たちはそんなことになっているとは全然知らず、お気楽に尾瀬を歩いていました(アハハ・・・)
宿に帰宅後、先生全員に呼び出しをくらい怒られたのは言うまでもありませんが・・・
今となってはいい思い出ですね!!



そんな思い出深い尾瀬をテーマに、メセナ館内を季節ごとに彩る「生活展示」を作ろうかな~と考えてます!夏がテーマな今回にピッタリかと!
どんな夏展示が出来上がるかは、来てのお楽しみ♪


夏の思い出がちょっとやんちゃな姐さんでした(笑)