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2011年3月27日日曜日

メセナスタッフブログ №77

沈丁花(ジンチョウゲ)の花の甘い香りが街に香る季節となりました。例年ならばその香りとともに桜の花が咲く春を心楽しく待つといったところですが、3月11日に発生した東日本大震災により状況は大きく変わってしまいました。今回の地震で沢山の方が亡くなり住み慣れた我が家を失い避難所生活をされている方々がいらっしゃいます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様には、心からお見舞いを申しあげます。

さて平成22年度の八潮メセナの事業を省みますと八潮メセナは、平成2年9月8日の開館以来20周年を迎えました。20周年を迎えるにあたって、あらためて市民の皆様の大きな応援に深く感謝するところです。

初夏の事業では、6月20日に行った「開館20周年記念事業第2回音楽のまちづくりピアノコンサート」を思い出します。メセナのスタインウェイピアノの活用とピアノを愛する市民の方々の交流を目的に開催したもので、参加者は小学校低学年から大人までそれぞれ好みの曲を弾いていただき、またある時は親子の連弾が行われました。
ゲストの佐藤展子(さとうのりこ)さんの演奏とショパンの解説など会場の皆様には、心から楽しんでいただいたコンサートだったのではないかと思います。

夏の事業では、7月25日の八潮駅前のアネックスで行った「第4回 八潮寄席」が思い出されます。毎年、市内にお住まいの橘ノ圓師匠のご協力により毎年市民の皆さんに身近な日本の伝統芸能を紹介しています。印象に残ったものとしては、和風漫談の宮田 章司師匠の唐辛子売り、金魚売りなど、今は珍しい「江戸売り声」の実演が心に残りました。

秋の事業では、9月20日に公演を行った市民参加型オリジナル市民ミュージカル「時をつなぐ歌 2011ver.」の公演が思い出されます。今回は、昨年の17人から23人と出演者も増えストーリーも新しくなったミュージカルとなりました。出演者の歌と踊りに感動するのはもちろんですがミュージカル全体に流れる命の大切さ、環境の大切さへの訴えに改めて感動しました。

冬は,2月5日に「井上あずみファミリーコンサート」公演を、市内ボランティア団体の皆様と行ったことが印象に残ります。12月の朝にチラシ配布を八潮駅前で行いましたが、寒さの中の活動を通してボランティア団体の皆様との絆は、より強固になったのではないかと思います。コミュニティの維持と形成の促進といった目的とともに行われたコンサートは、井上さんのやさしい歌声とともに関係者の皆様の熱意が感じられるものになったのではないかと思います。

その他事業を色々させていただきましたが、以上が22年度の主な私の思い出、感想です。事業を行ううえでご指導、ご協力いただいた皆様、スタッフの皆様には心からお礼を申しあげます。

今、私たちの目の前には、震災からの復興といった大きな課題があります。私を含めた日本に住むもの全員が自分の課題として復興のための諸課題に取り組んでいくことが求められていると思います。解決のためには声高でない愛、希望、勇気、情熱などを持つことが必要であり、そのために八潮メセナは、文化芸術の拠点として活動を支えるとともにまた文化芸術を提供したいと思います。
まだ再建の入口にたったばかりですが、「冬来れば春成る」ともいいます。一人一人は、小さな一歩ですが小さな一歩を集約することで少しずつ再建のための努力をしたい。そんなことを考えています。

思いがけず文章が長くなってしまいましたが、今年一年ありがとうございました。23年度も八潮メセナは新しい事業を用意していますのでどうぞご期待ください。
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2011年1月8日土曜日

メセナスタッフブログ №69

平成23年の年頭に当たって

あけましておめでとうございます。館長の高野です。昨年は、八潮メセナをご利用いただきましてありがとうございました。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。


本年も八潮メセナは、生涯学習のまちづくりを進めるため、市民の皆さんの身近な文化施設として文化・芸術の公演、親しみやすい人材育成・団体育成活動、また文化芸術活動の表現の場所として市民の皆さんと一緒に活動していきたいと思います。

さて今年は、卯年(辛卯:かのとう)です。卯年は、節目の年といわれますが、今年還暦を迎える方が生まれた60年前から卯年を振り返ってみますと、

1951年(昭和26年) ・サンフランシスコ平和条約、日米安全保障条約に調印
・全国でパチンコがブームとなる。
1963年(昭和38年) ・部分的核実験停止条約が調印、フランス・中国は不参加
・「小さな親切運動」が始まる。
1975年(昭和50年) ・南ベトナムが降伏してベトナム戦争が終結
・紅茶キノコがブームになる。
1987年(昭和62年) ・ブラックマンデー、ニューヨーク株式市場で株価が20%以上下落
・国鉄が分割民営化されJRグループが発足した。
1999年(平成11年) ・日本海で国籍不明船を発見、海上自衛隊が初の海上警備行動
・臓器移植法による初の脳死移植
・コンピュータ2000年問題騒動が発生

このように政治、経済等で大きなできごとや新制度が設けられるといったことがあるようです。

ちなみに「卯」という字は、植物の芽が地上に出て葉が生い茂って上から被さったように地面を覆う状態を表している文字だそうです。またご存知のようにウサギは、下り坂には弱いが上り坂には強い動物です。そろそろ今年は、日本の国にとりましても繁栄と飛躍の年としたいものです。

以上、色々申しあげましたが平成23年が、市民の皆さんにとって繁栄と飛躍の一年であることをお祈り申し上げます。


参考図書:
うさぎの兎 増井光子編 博品社 1998年12月15日 第1刷発行

2010年11月2日火曜日

メセナスタッフブログ №61

275歳の音色を聴いてきました

木枯らし第一号が吹いていよいよ秋から冬になっていく覚悟を固めたら、台風14号が関東の南岸を通り過ぎました。今年は、夏から秋への変化の期間が異様に短く夏から一気に冬になったという感じです。先日、ヴァイオリニストの天満敦子(てんま・あつこ)さんのコンサートに行ってきました。

天満さんが演奏の合間にしたお話は、使用しているヴァイオリンのストラディヴァリウスの話でした。製作者のアントニオ・ストラディヴァリウスは、90年ほどの生涯で約1000本のヴァイオリンを創ったとも言われています。現存数は、いろいろ言われていて正確な数は、分からないのですが、世界には250本ほどが残っているのではないでしょうかとおしゃっていました。
その内の1本と対話をしながら演奏に使用しているとのことで、天満さんのヴァイオリンは、275歳だそうです。

コンサートは、アダージョ(バッハ)、アヴェ・マリア3曲(カッチーニ、シューベルト、グノー)、望郷のバラードなどの演奏が行われました。演奏は太い音、高い・細かい音などが美しく微妙に表現されその演奏力に感動しました。

八潮メセナでも、22年度後半には「新人オーディション」、「新春ロビーコンサート」、「ダイアモンドアーティストコンサート」などのクラシック、邦楽といった音楽に親しむ機会を用意していますのでどうぞ足をお運びください。お待ちしてます。
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2010年9月12日日曜日

メセナスタッフブログ №55

暑さもあと少し!です

9月8日の台風9号が通り過ぎた後、涼しさをやっと感じられるようになりました。今年の夏は、暑さもひとしおで猛暑のため、人だけでなく動物まで暑さに参っているといった報道がされています。メセナの周りの道路でもアブラゼミが寝ているような格好で仰向けになっていて、手の上に載せて飛ばすと飛んでゆくような状況が見られました。
この暑さを和らげるため麦茶、ビールなど冷たい物を飲む方も多かったと思います。今年の私の暑さしのぎは、心太(ところてん)でした。心太の語源は、心太(こころぶてが訛(なま)ってところてんになったのではないかといわれています。)年を重ねたせいか、冷たい飲み物ではなく心太を食べて暑さをしのぐのが私の体にはあったようです。

食べ方は、地域によって違うようで、からし醤油、酢醤油、黒蜜をかける、また刻んだ韮をいっぱいかけるといった色々な食べ方があるようです。私の場合は、定番の酢醤油で、それも黒酢仕立ての酢醤油で食べるというのがこの夏の食べ方となりました。心太は、海草のテングサが原料のためお腹のためにも、お酢を使って食べるため血圧の低減にも効果がるようです。これらの効果を信じ、家内にもややあきれられながら今年の夏の夜は、心太を食べることで暑さしのぎをしました。

台風が過ぎた9日の夕方、稲の刈り取りが行われている田んぼを見にいきましたら、風の中でエノコログサが大きく揺れていました。エノコログサとコオロギの鳴き声を聴くとなんとなく秋を感じるものですね。遊歩道の萩の花も咲き始めています。10日の朝に、近くの公園を散歩していましたら小さなどんぐりを発見しました。クヌギのどんぐりだと思いますが、大きさは2センチくらい、これから大きくなって秋、後半には大きく茶色になります。

秋は少しづつ来ていたのですね。暑さもあと少し健康に充分注意して乗り切りましょう。秋のメセナでは、ミュージカル、コンサート等用意して、皆さんをお待ちしています。

2010年7月18日日曜日

メセナスタッフブログ №48

ネジバナについて

7月も半ばを過ぎますと暑さも本格的になりまして、陽射しが「夏」を主張するようになりました。今回は、庭で見つけた花について少しお話してみたいと思います。

今月上旬から自宅の庭の芝生の中に、25センチほどの長さの茎に沢山の2~3ミリほどのピンクの可憐な花が、らせん状に下から上にねじれて咲いています。

らせん状(ねじれて)に花が咲くところからネジバナという名前の蘭の仲間だそうで、別名をモジズリともいうそうです。確かに虫眼鏡で拡大して見ますとシンビジュームなどの花の形と同じです。

モジズリというと「みちのくの しのぶもじずり誰ゆゑに 乱れむと思ふ我ならなくに(陸奥の国から出る忍草摺りの模様のように私は思い乱れているが、すべてあなたのために思い乱れているのです。)」といったような内容の古今集の源融(みなもとのとおる)の恋の歌を連想する方が多いかと思いますが、この歌のもじずりは、布の染色の仕方、模様のことで、このネジバナのことでは、ないそうです。

らせん状に花が咲くことについては、花が一方向に咲くと茎が傾いてしまうので花の方でらせん状に咲くことでバランスを取るようになった。という説もあるそうです。
植物も考えて花を咲かせるという訳ではないでしょうが、環境に適した花の咲き方をするようです。またネジの巻き方も右巻き、左巻きとあるそうで、同じ場所で異なる巻き方のネジバナが見つかることもあるそうです。
ちょっと面白い話だと思いませんか。
 
(この文章を書くにあたって次の本を参考にしました。
柳宗民の雑草ノオト 柳宗民・文 三品隆司・画 ちくま学芸文庫
三省堂 新明解 古典シリーズ 桑原博史 監修)

2010年5月30日日曜日

メセナスタッフブログ №41

夏を迎えて

 5月5日の立夏を迎えて2週間、暦のうえでは、すでに夏を迎えています。田植えが終わった我が家の隣の田んぼでは、ツバメが空気を切りながら飛び、夜になるとカエルの鳴き声が賑やかに聞こえてきます。


最近の私は、ジャガイモの生長を眺めるのが日課となっています。料理に使うのを忘れ、すっかり硬くなり、四角い石のようになってしまったジャガイモですが。思いがけず芽吹いたジャガイモなので、どうなることやら・・・・・。
植えたのが5月5日、埼玉県で普通植える時期からみれば40日ほど遅れていますので大きな収穫は期待できませんが、収穫が楽しみです。

ジャガイモといえば、南アメリカ、アンデス高地原産で人類を飢餓から救った作物として有名です。17世紀の飢饉に見舞われたヨーロッパでは、栽培される主要な作物と比べると寒冷な気候に耐えること、痩せている土地でも育つこと等から各国王が栽培を広めたことで農業が不適とされていたアイルランドや北ドイツ、東欧等でも栽培され各地の飢餓を救いました。

当時のヨーロッパなどの旧大陸には無かった『新しく発見された作物』、『遅く来た作物』が人類を救ったといえますが、今話題の言葉である『生物の多様性』が救ったともいえそうです。世界規模での人口の拡大に見合った食料の確保といったことを考えれば、私たちの未来のためにも『生物の多様性』を保つということは大切なことなのではないかなと考えています。

2010年4月10日土曜日

メセナスタッフブログ №34

メセナの館長です。
今年9月には、開館20周年を迎えます。記念事業をたくさん予定しています。
楽しみにしていてください。



八潮メセナの館長になりまして3回目の春を迎えることになりました。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

私たちの八潮メセナは、平成2年9月8日に市民の皆さんの『芸術文化の向上と福祉の増進』を目的に開館し、今年の9月8日には開館20周年を迎えます。最近は、年間10万人から12万人ほどのご利用者をいただき、本年2月6日(土)には、開館以来の来館利用者数が200万人に到達しました。これも市民の皆様の温かいご支援、ご協力により達成できたものと感謝しております。

本年度は、開館20周年記念事業として『第2回 音楽のまちづくりピアノコンサート』や市民オリジナルミュージカルの『時をつなぐ歌(再演)』、『ドラムストラックコンサート』などの参加型の事業を多く予定していますので期待していただきますとともに事業への参加をお願いします。   

八潮市民文化会館は、「八潮メセナ」の愛称のとおり、市民の皆様の文化、芸術面での生涯学習活動の支援を通して『市民が育む 品格と活力のあるまち八潮市』の実現のためのお手伝いをしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

2010年3月28日日曜日

メセナスタッフブログ №32

21年度を振り返って

桜の花も開き、晴れた日には、陽の光の温かさが感じられる季節になりました。今年度ももうわずか、4月、新しいスタートを切る、旅立ちの季節が近づいています。
新年度を迎える前に思い浮かんだ私の21年度を振り返ってみますと、春はオリジナル市民ミュージカルのワークショップの結団式で始まりました。結団式では、「12月の本公演を目指してがんばりましょう。」と参加者の皆さんにあいさつしたことを思い出します。
夏は、7月、毎年恒例となっています橘ノ圓師匠を中心にした八潮寄席を、駅前のメセナアネックスで開催し、落語、新内、紙きり等、江戸の昔からの粋で、洒脱な芸に大変感動しました。
7月の末には、初めての市民参加型ピアノコンサートである、第1回 音楽のまちづくりピアノコンサートを開催し、予想以上の参加者、入場者がありました。事業参加の皆さんには、ゲストの佐藤さんの演奏と八潮メセナにあるスタインウェイピアノの演奏を楽しんでいただきました。このコンサートが行われることで、音楽のまちづくりのお手伝いができればと思います。
秋は、9月、地域のボランティア団体支援事業として「はいだ しょうこ ファミリーコンサート」を実施しました。はいださんは、歌のおねえさんとして最近まで活躍されていましたので、チケット発売初日には、早朝からメセナ玄関に並ぶお父さんお母さんがいらして、はいださんの人気の高さに驚いたことを思い出します。この事業を通してやしお生涯学習まちづくり財団は、地域への貢献活動に参加することができ大変ありがたく思っています。
冬は、12月、春から演技、歌唱、ダンスと練習を重ねてきた集大成としてオリジナル市民ミュージカル「時をつなぐ歌」の公演を行いました。公演本番直前では、出演者の本番前の緊張、不安、期待などが感じられましたが、舞台終了後の出演者の表情は、自分の力を出し切った達成感で輝いて見えました。
私は、公演当日は、大道具係として参加することができ大変得がたい経験ができました。
新年のはじめは、新春メセナロビーコンサートとして、芳村先生はじめ雅の会の皆さんと八潮メセナの長唄体験講座修了生のご協力により箏、三味線、長唄等の華やかな邦楽のコンサートを、市民の皆さんに提供することができました。
また、やしお生涯学習まちづくり財団の企画運営委員の「コムCome」のみなさんの八潮の祭の調査、取材に同席させていただき、町会の皆さんの温かい、ご協力をいただきながら木曽根の弓ぶちを体験するという貴重な経験もできました。
3月には、フレンドリー虹との共催により、青島広志のゆかいなコンサートの公演を行ないましたが、歌のおねえさんとみんなで歌おう会の会員、一般公募の市民のみなさんが「川に抱かれて」、「翼をください」をコーラスで歌っていただき、その歌声の素晴らしさに市民の皆さんと一緒に事業をすることの楽しさ等を感じました。
長くなってしまいましたが、21年度を振り返って見ますとやはり市民の皆さんのご協力に助けられた1年であったと感じております。平成22年9月には、開館20周年を迎える八潮メセナですが、引き続き市民の皆さんに何か新しいもの、良い刺激をお届けしたいという思いでおります。  
市民の皆さんにとっての身近な施設、使いやすい施設として管理運営を行ってまいりますのでよろしくお願いします。

2010年1月8日金曜日

メセナスタッフブログ №22

年頭に当たって

あけましておめでとうございます。館長の高野です。昨年は、八潮メセナをご利用いただきましてありがとうございました。
今年は、寅年(庚寅:かのえとら)です。寅年は、変化の年といわれますが、60年前から寅年を振り返ってみますと、

1950年(昭和25年) 朝鮮戦争はじまる
1962年(昭和37年) キューバ危機が発生する。
1974年(昭和49年) アメリカ・ウォーターゲート事件が発生する。
1986年(昭和61年) ソ連・チェルノブイリ原子力発電所事故が発生する。
1998年(平成10年) 冬季長野オリンピック開催、郵便番号7桁化施行される。

確かに後になって大きな影響を与えるような事件、事故などが発生しています。平成22年は、どんな1年になるでしょうか。









 さて、ここで「寅」という字に「氵(さんずい)」を加えてみますとご存知のように「演(エン)」という字になります。演説、演習、演奏、演技の「演」であり、この字には、①伸ばし広める、説く、述べる、②実地に行なう、③芸能などを行なうこと。の意味があります。①から③を私なりに考えれば、自分の才能を磨きながらその能力を表現、発揮するといったことかなとも思います。
平成22年は、市民の皆さんにとって虎のように堂々とそして自分自身を表現できる、又は能力を発揮できる明るく心穏やかな一年であれば良いなと思います。

本年も八潮メセナは、生涯学習のまちづくりを進めるため、身近な文化施設として文化・芸術の公演や親しみやすい人材育成・団体育成活動などを行う、また文化芸術活動を行う場所として市民の皆さんと一緒に活動していきたいと思います。
色々申しあげましたが、今年一年よろしくお願いします。

参考図書:岩波書店 広辞苑(第4版)、大漢語林 大修館書店 

2009年12月17日木曜日

メセナスタッフブログ №19

平成21年の年の暮れにあたって

 木枯らしとともに落ち葉が時折、強く散りながら飛んでゆく光景が見られるようになりました。また陽ざしも弱まり日の暮れも早くなって冬の到来が感じられる季節となってきました。また夜、近所を散歩しますとサンタクロースやミッキーマウスなどのクリスマスの飾り付けが点滅してクリスマスを楽しみに待つ子どもたちの期待などが感じられます。

 4月から12月の市民の皆さんの参加によって行なわれた八潮メセナの主な事業を振り返ってみますと、参加型のピアノコンサートである「音楽のまちづくりピアノコンサート」、市内のボランティア団体と一緒に行なった「はいだ しょうこファミリーコンサート」、市民の皆さんで構成する実行委員会と一緒に行なった「渡辺 俊夫絵画展」、一般市民の出演によるミュージカルの「時をつなぐ歌」の公演などが挙げられます。
 また現在、財団の企画運営委員であるコムComeの皆さんと一緒に「八潮の祭り」についての取材や調査を行なっています。表現者、観客などとしてどの事業も市民の皆さんの参加なしには成立できなかった事業です。

   

 平成22年度は、リーマンショック後の不景気が影響して文化芸術の分野を取り巻く状況は、かなり困難な状況になるのではないかと思っています。また厳しい時代を乗り越えてゆくためには、市民のみなさんの評価を得た上での協働によって事業を行うことが将来にわたって行われるのではと思っています。

 ただ心配するだけでは物事は進みませんので、一歩前に出る気持ちをもって仕事に取り組んで行きたい。夜、外を走る車から流れる“なごり雪”のメロディを聞きながらそんなことを考えています。

 今回で私の今年のスタッフブログは、終了です。少し早いですが、今年1年八潮メセナをご利用、応援していただきましてありがとうございました。そして来年もよろしくお願いします。スタッフ一同お待ちしています。

2009年11月3日火曜日

メセナスタッフブログ №13


冬の入口で思うこと



 2週間ほど前の土曜の早朝、娘を駅まで車で送る途中、駅前の田んぼの中にオスとメスのキジを見つけました。車の中からみた雄のキジは、羽の緑色の光沢や頬の赤い飾りが立派で堂々としていました。先を急ぐので、娘を送り、帰りにゆっくり観察しようと思いましたら残念なことにその場所には、もういませんでした。
 私の住んでいる町の駅前は、初夏は田んぼにコサギ、アマサギ、アオサギなどのサギ類がたくさん見ることができる場所であり、時には、チョウゲンボウが飛んでいるのを観察することができる場所でもあります。
 最近では、自然保護の考え方が広まったせいか、キジだけでなく野鳥やタヌキなどの動物を人家のそばで見ることもあるようになりました。開発が進む時代に、人と野生の動物が折り合いをつけて共存して行くことは、中々難しいと思いますが、うまく共存して行ければなーと思っています。

 朝の冷気を強く感じるようになって来ました、私の庭の黄色いバラも透き通った美しさを見せてくれています。最近ある企業が「青いバラ」を完成したので売り出すというニュースが新聞などに出ていました。もともと、バラには青い色素の遺伝子が無いため「青いバラ」をつくるのは不可能で、バラを栽培する人にとって「青いバラ」を咲かせるということは長い間の夢でした。チャレンジ精神と遺伝子工学の進歩で「青いバラ」ができたのですが、テレビ報道によると、新しく出来た「青いバラ」の花言葉は、「夢がかなう」だそうです。人はこうして自分の分野で一つ一つ夢を実現していくのだなと感じています。私にとっての夢、・・・・・ちょっと難しくなってきました。

2009年9月18日金曜日

メセナスタッフブログ №7

秋も深まってきました。

今年の夏は、極端に暑い日は無かった記憶がします。
それでもメセナから駐車場までの帰りの道で聞こえる虫の声の変化に気づきます。
暑いときは、辺りが暗くなってもアブラゼミが頑張っていましたが最近は、「ツヅレサセコオロギ」や「エンマコオロギ」などのこおろぎの無く声が聞こえてきて秋が深まってきたことが感じられます。

ツヅレサセコオロギの「リーリーリー」といった声は、「針刺せ、糸刺せ、綴れ刺せ」と鳴くように聞こえ、「秋が深まってきましたよ。冬の準備をしなければいけませんよ。」という声に聞こえますし、「コロコロコロー」といったもの悲しいエンマコオロギの声には、何か寂しさを感じてしまいます。

以前、何かで読んだのですが、エンマコオロギの鳴き声は、気温が下がるに従って鳴き方がゆっくりとなり夜だけでなく昼も鳴くようになるそうです。

彼岸花が咲き始めました。秋のお彼岸の頃に咲く彼岸花は、夏が過ぎ地中の温度が下がると咲くといわれます。最近は地球温暖化のためか咲く時期が遅くなっているようです。

  

動物も植物も夏の暑さに耐えながら自分たちの出番を待っているのですね。何か自然のたくましさを感じます。

2009年8月2日日曜日

メセナスタッフブログ №1


 八潮メセナは、あなたの中にある無限の可能性を探すお手伝いをします。待っていますよ。

 八潮メセナの館長です。昨年4月からメセナに勤務し文化、芸術に関する事務という、未体験の分野に取り組んで2年目になりました。

最近、私が携わった事業の内で印象に残ったことを申しあげますと、「八潮寄席」で行なわれた落語、新内などを通して江戸の伝統、粋といった雰囲気を感じることができたことや参加型のピアノコンサートには、予想以上の沢山の方々の来場に感謝するとともに小学生の名演奏に驚くとともに感動しました。

文化、芸術の定義については、色々あると思いますが、その果たす役割は、創造性を育み表現力を高めること、心のつながりや相互に理解し尊重しあうことのきっかけづくりや、多様性を受け入れることができる心豊かで活力ある地域社会を形成するのに役立つものとされています。

今年度、メセナは、企画運営委員のコムComeとの協働で八潮の祭をテーマに祭りがコミュニティの維持、振興等に関わってきた役割、また反対にコミュニティが祭に対して果たしてきた役割等を探ることを切り口に「八潮の祭り」を記録する作業を行なっています。

編集後は、故郷の伝統、文化に関する資料として皆さんに見ていただくことになると思いますので是非楽しみにお待ちください。

皆さんもご存知のように、「メセナ」とは、芸術、文化の擁護と援助、振興を意味するフランス語です。八潮市民文化会館は、「八潮メセナ」の愛称のとおり、市民の皆さんの文化、芸術面での生涯学習活動のお手伝いをします。

職員一同お待ちしています。