2010年1月23日土曜日

メセナスタッフブログ №24


第17回新春メセナロビーコンサートを開催♪ 



 あけまして、おめでとうございます。今年初めてのブログを書きます「Boch2」です。
 といっても、2010年も、はや1ヶ月が経とうとしていますが・・・今年も、ぜひよろしくお願いいたします♪

 “新年” というと、気持ちも新たに、何か新しい目標を!と・・・前回のブログの「tomo」ちゃんのように、昔は思っていたのですが、最近はなんだか忙しさに流されて~目標も立ててません(*_*)う~ん、これはいか~ん(汗)

 さて、メセナでは、1月16日(土)に、新年最初のイベントとして毎年恒例の「新春メセナロビーコンサート」を開催しました!
 このコンサートは、この地域で古典音楽の継承と普及活動をしている「雅の会」の皆様のご協力を得て、平成6年から毎年開催していて、今年で第17回目なのです!!
芳村先生をはじめ「雅の会」の皆様には大変お世話になっております。本当にありがとうございます。

聞いた話では、お正月の「正」という字は、
「一」と「止」という字からできていて、
これは「いったん止まる」と読み、
お正月には「いったん立ち止まって、
昔のことを振り返る。」
という意味があるんですって!
このロビーコンサートは、筝・三味線・長唄と
日本の古典音楽をたっぷり堪能できて、また、
出演者はもちろん、来場者の方も
和装をお召しになって、コンサートを楽しんでいただけます♪
「いったん立ち止まって、昔のことを振り返る。」
お正月にピッタリのコンサートなのです(^^)

今回は、以前ブログ(№14)で紹介した、
八潮メセナの講座「古典に入門」の受講生が、
さらに練習を重ねて、長唄で「元禄花見踊(げんろくはなみおどり)」を披露してくれました(拍手!)
受講生の皆さんは、緊張されたと思いますが、良い体験ができたのではないでしょうか?


 また、「雅の会」の若手、中学2年生と3年生の2人は、三味線と長唄で名曲「汐汲(しおくみ)」を演奏しました。若いメンバーの頑張りに、会場からも温かい声援をいただきました!

 私は2人が小学校低学年くらいの時から知っているのですが、この成長ぶりにはビックリです!ぜひぜひ、このまま古典音楽を受け継いでいってほしいと願ってます。
その他「松づくし変奏曲」「編曲 越後獅子(えちごじし)」などの曲が、三絃・筝・尺八等で演奏され、会場は、グッとお正月らしい雰囲気になりました。
そして、最後は会場の皆さんと一緒に、長唄で「潮来音頭(いたこおんど)」を唄ってお別れとなりました。

 

 今年は、例年より少し遅めの日程での開催だったのですが、もう一度お正月気分を味わえて、ご来場いただいた皆様も大満足でお帰りいただけたようです。
 寒い中、会場に足を運んでいただきまして、誠にありがとうございました♪

 恥ずかしながら実は、私も当日は着物を着て司会をさせていただきました(^^;)
 なかなか普段着慣れないもので、着付けも歩くのも結構大変でしたが、晴れ着というだけあって、本人も周りも晴れやかな気分になりますねえ!
 
 そして、日本の文化である着物…今回は着付けをお願いしたのですが…自分で着られれば、いいなあと、ちょっと思い始めました…“今年の目標”にしようかな!?