2010年4月25日日曜日

メセナスタッフブログ №36

みなさん、こんにちは。
八潮メセナに配属され7年目になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。(佐藤)
さて、今年度はじめての意識啓発事業、劇団 若獅子 有料公開舞台稽古 「丹下 左膳の恋」の公演がありました。

この物語は、林 不忘(はやし ふぼう)(1900~1935年)という小説家(翻訳家)が書いたものです。明治33年新潟県佐渡市赤泊に生まれで、本名を長谷川 海太郎といい、奉行所金座役の古い家柄に生まれました。時代小説「丹下 左膳」は彼の作品として余りにも有名ですが、彼の作家生活は10年にも満たなかったとのことです。その名作を今回、劇団 若獅子公演として初めて上演し、八潮市における公演も初めての公演でした。

今回の出演者は、丹下 左膳(笠原 章氏:座長)、大岡 越前(中山 仁氏)、小野塚 弥生(仁科亜希子氏)、櫛巻きお藤(仁支川 峰子氏:改名前 西川)、土屋 栄三郎(正木 慎也氏)、鼓の与吉(大川 竜之助氏)他でした。この出演者の中で、私の一番思い出にある方は中山 仁氏です。私が幼少の頃見ていた「サインはV」というバレーボールを題材としたドラマの中で、鬼コーチ役を演じていたのがとても印象深いです。実際、間近でお会いしてみますと、とても素敵な方でした。
仁科氏、仁支川氏も舞台で演技をされている姿はとても存在感があり、物語を引き立てていました。
また、土屋 栄三郎(正木 慎也氏)役の正木氏は、元ジャニーズに所属されており、八潮メセナには毎年恒例の夏休みファミリーミュージカルの王子様役にて出演されていました。今回は、武士役での出演でしたが、凛とされていてとても素敵でした。

この公演は、この後大阪・東京(下北沢:本多劇場)・島田市・名古屋と公演が予定されております。
八潮メセナでの公演を見逃された方は、ぜひお近くの劇場にてご覧いただければ幸いです。
八潮メセナでは、これからもいろいろな公演が予定されておりますので、ぜひ八潮メセナにご来場くださることを、心からお待ちしております。