2009年11月3日火曜日

メセナスタッフブログ №13


冬の入口で思うこと



 2週間ほど前の土曜の早朝、娘を駅まで車で送る途中、駅前の田んぼの中にオスとメスのキジを見つけました。車の中からみた雄のキジは、羽の緑色の光沢や頬の赤い飾りが立派で堂々としていました。先を急ぐので、娘を送り、帰りにゆっくり観察しようと思いましたら残念なことにその場所には、もういませんでした。
 私の住んでいる町の駅前は、初夏は田んぼにコサギ、アマサギ、アオサギなどのサギ類がたくさん見ることができる場所であり、時には、チョウゲンボウが飛んでいるのを観察することができる場所でもあります。
 最近では、自然保護の考え方が広まったせいか、キジだけでなく野鳥やタヌキなどの動物を人家のそばで見ることもあるようになりました。開発が進む時代に、人と野生の動物が折り合いをつけて共存して行くことは、中々難しいと思いますが、うまく共存して行ければなーと思っています。

 朝の冷気を強く感じるようになって来ました、私の庭の黄色いバラも透き通った美しさを見せてくれています。最近ある企業が「青いバラ」を完成したので売り出すというニュースが新聞などに出ていました。もともと、バラには青い色素の遺伝子が無いため「青いバラ」をつくるのは不可能で、バラを栽培する人にとって「青いバラ」を咲かせるということは長い間の夢でした。チャレンジ精神と遺伝子工学の進歩で「青いバラ」ができたのですが、テレビ報道によると、新しく出来た「青いバラ」の花言葉は、「夢がかなう」だそうです。人はこうして自分の分野で一つ一つ夢を実現していくのだなと感じています。私にとっての夢、・・・・・ちょっと難しくなってきました。