2011年11月23日水曜日

メセナスタッフブログ №109

みなさん、こんにちは。



先週、放映された東京テレビの「アドマチック天国」は見ましたか?
早く八潮もあんな感じでテレビ特集されるようになると良いですね。



   さて、私が担当した前回のブログは、八潮出身の映画監督の坂本浩一さんをご紹介しましたが、今回は、先般テレビに取り上げられたものの、番組内のベスト30に選ばれなかった草加の文化人・偉人について書いてみます。



   ほとんどの人は知らないと思いますが、草加が生んだ映画スター「大川平八郎」 です。一瞬、あれ、どこかで聞いたことがあるなと思われるでしょうが、多分それは「大塩平八郎」で、日本史で出てくる人物だと思います。念のために、先にツッコミを入れておきます。



   しかし、そんなすごい人がいたのかと思いますが、私もこの偉人を初めて知ったのは草加市歴史民俗資料館での展示でした。そこでの内容は、以下の通りでした。



   大川平八郎は渡米した後、俳優学校に入り、「暁の偵察」「悪魔の歎き」「つばさの天使」などの作品に出演し、活躍の場を広げて行きました。また、敗戦後に日本劇場や東宝劇場のGHQによる接収問題が出てくると日本の代表として折衝に尽力し、交渉をまとめました。
   その後年、「戦場にかける橋」が大ヒットとなり、この時は助監督もされていたようです。この映画の際に芸名を「ヘンリー大川」と改名したようです。



   展示にもある当時の大川の写真は、非常に恰好が良く、確かにスターになるなと思うほどです。皆さま、草加にお立ち寄りの際は、是非、草加市歴史民俗資料館に足を運んではいかがでしょうか?その他、縄文時代の船などが展示してありますよ。まさに、まさに一見の価値ありです。

再見(さようなら)